バブル 2012 6 2
最近、日本もアメリカも、
「株価急落」というニュースばかりで、
バブル時代が懐かしく感じるでしょう。
しかし、実は、今も「バブル」があるのです。
もしかすると、これから、
さらにバブルが大きくなるかもしれません。
それが、「債券バブル」というものです。
たとえば、ゴールデン・チャート社の指標で、
新発10年国債の月足チャートを見ると、どうなるか。
多少の上下はあっても、
2006年4月の2.000から右肩上がりに上昇し、
2012年6月1日には、0.805を記録しました。
これは、10年国債の「超」低金利化が進んでいることを意味します。
しかも、移動平均線を見ると、
24月、60月、120月のすべての移動平均腺が、
右肩上がりになっていますので、
さらなる金利低下を示唆しています。
当面の天井は、2003年6月の0.430でしょうか。
世界で、ギリシャ危機などの金融危機が発生すると、
日本では、債券が買われる傾向にあります。
つまり、金利低下が進むことになります。
聞くところによると、アメリカの長期国債も、
金利が急低下しているようですね。
ついに、アメリカも「債券バブル」へ向かうのでしょうか。